「さびない体」とは? 体の酸化を防ぎ、免疫力を高める方法をご案内します
いま、なにより大切なのは感染予防です。 感染症などの予防の基本となるのは自分の体の免疫力を高めることです。
しかしいま、世界的に免疫力の低下が懸念されていることをご存じでしょうか? 免疫力が低下すると、コロナウイルスへの抵抗力の低下、がん細胞の増殖などの危険性が高まります。
そこで今回は、宇都宮セントラルクリニックの理事である佐藤先生に、自身の免疫力を高めて「さびない体」を作る方法についてお話を伺います。
佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事
免疫力向上が必要な理由
――本日は、佐藤先生に免疫力を高める方法をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
佐藤俊彦先生(以下、佐藤) はい。よろしくお願いいたします。さっそくですが、いま世界中で免疫力低下が叫ばれているのをご存じでしょうか?
イギリスのメディアが報じたニュースなのですが、今回のコロナワクチンを摂取した人は2022年2月末までに後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)を発症するかもしれないというのです。
——それはどういった理由からなのでしょうか?
佐藤 コロナワクチンというのは遺伝子を利用したワクチンで、その遺伝子のためにメッセンジャーRNAという核酸を開発したのがモデルナ社です。
普通は核酸にウリジンという物質が含まれていて、通常のメッセンジャーRNAだと、人体に注入しても免疫に排除されてしまいます。ですがモデルナ社は、このウリジンをシュードウリジンというウリジン類似体に置き換えることで、免疫に排除されることなくSタンパクを作り出すことに成功したのです。この仕組みがコロナワクチンに利用されているわけです。
ところが逆に言えば、そのシュードウリジンに変えたメッセンジャーRNAは免疫で排除されないのでずっと体内に残留し続けるのです。それから、そのメッセンジャーRNAにより(ワクチン自体が)Treg細胞という免疫を抑制する細胞を誘導することが分かっています。
この図はイギリス政府が発表したワクチン調査報告書に基づいて、同国のニュースメディアが調査した結果です。ワクチンを接種した人の免疫機能が時間と共に低下しているということがわかってきたのです。若い人も含め、ほぼ免疫が低下してしまうのがわかりますよね。
イギリスWEBメディア『The Expose』が報じたワクチン摂取済み人の免疫が低下していること示すグラフ。イギリスの政府機関「英国安全保障局」(UKHSA)発行のワクチン調査報告書の数字から免疫率を計算すると、ワクチン接種済みの人の免疫力が時間の経過と共に低下している結果となった。
佐藤 また米国在住の病理学者ライアン・コール医師は「コロナワクチンによりCD8細胞におけるキラーT細胞が減少している」と述べています。通常のHIVウイルスによるエイズというのはCD4細胞が減少するのですが、コロナワクチンを打った人は、CD8細胞が減少していることがわかったのです。それで通常のエイズとは異なる免疫不全症候群を発症しているということがわかりました。
一方で、こちらは昨年末のドイツにおけるオミクロン株の感染状況です。コロナワクチンを接種した人(Fully vaxxed)は、接種していない人(Unvaxxed)に比べて感染率が21倍にもなることがわかりますよね。
ドイツ連邦保健省に所属する研究所が昨年12月に発表した、ワクチン接種者と非ワクチン接種者におけるオミクロン株感染者数の比較グラフ。
——イギリス、ドイツ、アメリカと世界中で免疫力の低下を示すデータが出てきているのですね。
佐藤 そうなんですよ。世界中の感染状況を見ても免疫力が低下していることは歴然です。コロナワクチン自体が免疫力を抑制するために、むしろ感染拡大を助長していることがわかってきました。世の中で言われているような「コロナワクチンで安心な状況」とはまるっきり違うことが起きているわけですね。
そして今後懸念されるのが、世界中で免疫不全によってがん患者が急増するのではないかということです。
先に述べましたとおり、後天性免疫不全症候群では免疫に作用するCD8細胞が低下します。CD8細胞は体内のがんをコントロールする働きがあるので、それが低下するということはがんを発症する方が増えていくことが予想されます。ですので、今後はがん検診をきちんと受けておいたほうがいいでしょうね。
——日本にいる私たちも免疫力を高めるべきですか?
佐藤 はい。日本国内でワクチンを接種されている方は7〜8割で、未接種の方は約25%程度でしょうか。それだけ多くの免疫力を下げてしまっている可能性のある方々に向けて、免疫力を高めて「さびない体」を作るご提案をしたいと思います。
——「さびない体」とは、どのようなものでしょうか?
佐藤 体がさびる、というのは老化のことです。老化は体に活性酸素が発生して細胞がダメージを受けることで進行します。つまり「さびない体」とは抗酸化作用を高めた体のことなのです。
免疫力を高める方法① 免疫細胞療法(BAK療法)
佐藤 私たち人間の免疫機能は、末梢血中のγδT細胞(※1)と呼ばれる自然免疫細胞の割合で計ることができます。γδT細胞の数値は若い頃に高く、年齢を重ねるごとに減少していき80歳になるとほぼ無くなってしまいます。γδT 細胞細胞の年齢による数値の差から、ウイルス感染による死亡というのは若者に少なく年配の方に多いのがわかりますよね。
※1 γδT 細胞(ガンマデルタT細胞):血液中に数パーセントしか含まれていないリンパ球の一種。細菌やウイルスなどに感染した細胞やがん化した細胞を攻撃し、生体を防御する役割を担っています。
参考資料:仙台微生物研究所 海老名卓三郎氏のデータ
佐藤 この若いときの免疫機能の数値に近づけるための方法として「免疫細胞療法(BAK療法)」というものがあります。年配の方は免疫力が低くなっていますから、免疫を増やして戻すという方法ですね。
——BAK療法とはどのようなものなのでしょうか?
佐藤 BAK療法とは、患者様自身から取り出したリンパ球を増殖させたのち、体内に再び戻すことで10代の頃と変わらないリンパ球の数にする、つまりは「若い頃の免疫力の強さを取り戻効果」が期待できます。
では、具体的な流れを宇都宮セントラルクリニックの場合でご説明しましょう。
まずは採血を行います(約30分)。採血した血中から遠心分離機によってリンパ球のみを取り出します。続いて培養液に2週間保存するとリンパ球が約2000倍に増殖します。さらに当クリニックの特許であるキラー活性処理を行い、がん細胞への攻撃力を強化させます。最後に点滴を使って増殖したリンパ球を体内に戻す(約60分)という流れになります。
患者様にとっては、採血をしたのち2週間後に来院していただいて点滴をするという簡単な処置になるため、身体へのご負担はありませんのでご安心ください。
——BAK治療の効果というのは体感できるものなのでしょうか?
佐藤 はい、体感しますよ。ひとつはですね、免疫が活性化するので発熱する方がいらっしゃいますね。それから、免疫細胞は神経系の細胞と非常に性質が似ているので、エンドルフィンといった脳の快楽物質を出すのです。後述するCBDを摂った時と同じように抗うつ効果が現れて、幸福な気分を起こされる方もいらっしゃいますね。
——治療の効果はどれくらいなのでしょうか?
佐藤 再び入れたリンパ球は1週間程度で無くなると思います。ですが、その1週間のあいだに大量のリンパ球が体内に存在しますから、悪い病原菌やがんに対しての効果が期待できますね。
——ということは、BAK療法というのは継続的に受けるほうがよいのでしょうか?
佐藤 そうですね。1年に1、2回でいいと思います。例えばインフルエンザが流行する季節に併せて受けることをおすすめしますね。
——BAK療法に興味がある、実際に受けてみたいという方はどのようにすればよいでしょうか?
佐藤 BAK療法にご興味がある方は、宇都宮セントラルクリニック、または会員制医療サービス「セントラルメディカルクラブ」にてご案内しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
免疫力を高める方法② CBDオイル
佐藤 それから少ないリンパ球を活性化する方法もあります。そこでご案内したいのが「CBDオイル」です。
人体にはエンドカンナビノイドシステムという身体調節機能があって、神経系の受容体(CB1)とリンパ系および免疫系の受容体(CB2)があります。CBDオイルは、この受容体に作用することで、体へのさまざまな良い効果が期待できます。
CBDオイルにはカンナビジオールという大麻から抽出される成分が含まれています。摂取することでエンドカンナビノイドシステムの受容体に届き、リンパ球が元気になって免疫機能が高まることを期待できるのです。
また神経の保護作用によってぐっすり眠れるようになりますね。コロナ禍の環境でストレスを感じている人や、うつ病を患ってらっしゃる方なども、同様に神経の保護作用によるリラックス効果が期待できますよ。
私たちは、ブロードスペクトラムタイプのCBDオイルを販売しています。医師と看護師が監修した、国内唯一のCBDオイルですので、他の商品と比べて安心してご利用いただけます。 ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
<CBDオイルの概要>
商品名:濃度15%(CBD含有量1,500mg)『Soul 15 CBDオイル』
価格:16,500円(税込)
送料:無料
販売会社:株式会社BodyVoice
(※お得な3本セットやお試し用の商品も取り扱っております)
免疫力を高める方法③ 水素サプリ・ビタミンCサプリ&高濃度ビタミンC点滴
佐藤 さびない体づくりでは、いかに体の中の活性酸素を抑制するかということです。活性酸素の増加はがんの原因につながると言われています
活性酸素を低く抑えるためには、SOD(※2)という酵素が関係しています。SODというのは、年齢と共に低下していき70歳代で最も少なくなります。
※2 SOD酵素:スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ(super oxide dismutase)、直訳すると「活性酸素を除去する酵素」。人間の体内にもともと存在して、活性酸素を抑制する酵素。一生のうちに人間の体内で作られる酵素の量は限られていると考えられている。
「0.1mg/mlパラコートと血液中リンパ球を18時間混合培養した各年齢層健康人リンパ球のSOD誘導能の図」
佐藤 表をご覧いただいてお分かりのように、SOD酵素は年齢と共に低下していきます。特に40歳代を過ぎると体内のSOD活動力が急激に低下することがわかりますね。この年齢と共に減り続けるSOD酵素を補完・サポートするためには、日頃から水素サプリやビタミンCの還元サプリメントを摂ることをおすすめします。
<水素サプリメントの概要>
商品名:高濃度水素『PHENOMENON1969』30包み×4粒
価格:26,000円(税込)
送料:無料
販売会社:株式会社BodyVoice
ビタミンCサプリメントの概要
<商品名:ビタミンCプレミオ>
価格:7,938円(税込)
送料:無料
販売会社:タヒボe株式会社
——ビタミンCといえば、先生のクリニックでは点滴のご案内もしていますよね?
佐藤 はい。ビタミン摂取は経口摂取以外に、点滴で体内に入れることも効果的です。経口摂取による消化管の吸収力というのは、どうしても個人差が出てしまいます。例えば下痢気味の方でしたら、サプリメントの成分が十分吸収される前に排出されてしまいますからね。それに比べて点滴でしたら、入れただけの成分が吸収されるわけです。
——超高濃度ビタミンC点滴の施術はどのようなものでしょうか?
佐藤 点滴は留置針というビニール製の針を使います。多少曲がっても安心な針ですので、寝たり、本を読みながらだったりと自由な姿勢で点滴を受けることができますよ。25gの投与量であれば点滴時間は1時間程度になります。
——宇都宮セントラルクリニックでご案内している超高濃度ビタミンC点滴は、投与量に種類がありましたがなぜでしょうか?
佐藤 本来の医学的な見地からですと1回で50gの投与をおすすめしたいのですが、点滴の時間が2時間を超えてしまいます。そこでお忙しい方にも超高濃度ビタミンC点滴を気軽にご利用いただきたいとの思いから投与量に種類をご用意しました。
——超高濃度ビタミンC点滴の効果は、どのようなことで体感するのでしょうか?
佐藤 超高濃度ビタミンC点滴を受けると、コラーゲンの素が体内に出来るんですよ。皆さんからは肌が綺麗になったとよく仰っていただけますね。爪は生え替わるのに大体3ヵ月かかるのですが、3ヵ月間継続的に超高濃度ビタミンC点滴をすると爪が別人のように綺麗なりますよ。
超高濃度ビタミンC点滴について興味がある方は、お気軽に宇都宮セントラルクリニックまでお問い合わせください。
——本日は貴重なお話ありがとうございました。
聞き手
吉田 剛:1971年、東京生まれ。短大卒業後、大手IT系出版社に就職。編集長を経験したのち、大手ゲーム会社に転職。その後、WEBメディアの編集長、フリーライターを経て、2021年からGIコンサルティングパートナーズのデザイン戦略部にてライターを務める。