日本人が知っておくべきワクチンの歴史
今回は「ワクチンの歴史と今後のワクチン接種について」をテーマに、佐藤先生に貴重なお話をお伺いしました。
佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事
——今回のテーマは「ワクチンの歴史と今後のワクチン接種について」ということですが、コロナワクチンについて、なんとなく不安や疑問を感じている人が多いように感じます。
そうですね。私たち日本人はワクチン=体を守ってくれるものという、なんとなくの印象を持っている方が多いと思います。
——実際にコロナワクチンを積極的に打っている方もいますが、ワクチン接種を拒否される方もいます。またインフルエンザワクチンなどの効果を疑問視する人も数多くおられます。大半の方が実際に何を信じれば良いのか分からず悩んでいると思います。
はい、そうですね。正しい知識を得るためには、その歴史についても知っておく方が良いと思いまして今回はワクチンの歴史とこれからのワクチン接種をテーマにお話することにしました。
ぜひ、最後までご覧ください。
——それでは今回もよろしくお願いいたします。
最初にワクチンの歴史についてお話しましょう。
ワクチンが最初に生まれたのが1804年。エドワード・ジェンナーによって天然痘の撲滅に牛痘という牛の天然痘の抗原を使って免疫をつけるという方法が考え出されました。それが世界におけるワクチン治療法の始まりです。
その後1880年頃から、このワクチンに対して生命保険会社が興味を持つようになりました。生命保険会社は死亡リスクを減らすことができれば、そして長い間掛け金を払ってくれる人が増えれば大きな利益を得ることにつながるからです。
ワクチンが開発されることと生命保険ビジネスが繋がり始めたことで、ワクチンが世の中に一層広がっていくことになります。
最初は1914年から始まった第一次世界大戦です。この頃にスペイン風邪が流行したのですが、スペイン風邪にもワクチンがありました。このワクチンを兵士に打つことで逆に兵士の体内でスペイン風邪のウイルスが増殖されました。そして結果的に兵士の間でスペイン風邪が流行するようになります。
スペイン風邪の起源は自然由来といわれています。今回のコロナウイルスも同様に自然由来といわれていますが実際には、ワクチンの流行が原因でパンデミックが引き起こされているのはスペイン風邪もコロナウイルスも同じことなのです。
実はエドワード・ジェンナーがワクチンを開発した天然痘も同じでした。
確かに牛痘によって天然痘が治った人が一部いたためにワクチン化されたのですが、そのワクチンが広がることによって、天然痘が大発生してしまったのです。
世界の歴史を見てみると、このように流行したからワクチンが広まったのではなく、ワクチンを広めたために、パンデミックが起こったケースが多数あります。
例えば、1930年代に開発されたペニシリンですが、青カビからの抗生物質なのでバクテリアであればなんでも効きます。実際には風邪でも肺炎でも効くのですが、梅毒が広まってから一気にペニシリンが商品化されることになります。
ポリオワクチンのケースも同様です。
1946年CDC(米国疾病対策予防センター)設立。
そこでは人間の生命を脅かす可能性のあるマラリアの研究を開始しました。
そして1953年ポリオワクチンが開発されましたが、そのポリオワクチンを使ったことで、逆にポリオが増えてきました。
ポリオワクチンを打つことによって、もともと免疫を持ってない人までもが感染してしまうようになりました。
このように、歴史を紐解いてみてもワクチン開発の歴史とパンデミックは深い因果関係が見られます。
そして、このワクチン開発をビジネスに活用している企業群がロックフェラー財団です。
こうした世界的な財閥によって、多くの健康問題によって莫大な利益が生まれているとされています。全てを信じる必要はありませんが、頭の片隅に入れておいて損はないはずです。
このように世界の大きなうねりの中に私たちは生きていることを理解すれば、おのずと行動すべきことが見えてくるのではないでしょうか。
次に私たち日本人にとって大きな問題であるXBBワクチンについてですが、すでに9月20日から接種が始まっていますね。
期間は2023年9月20日から2024年3月31日までで、対象は生後6ヶ月以上の全員。
費用は無料となっています。
結論から申し上げますと、このXBBワクチンを打ったとしても最初に打ったワクチンの抗体は増えますが、肝心のXBB株の抗体は上がりません。
今、日本の新型コロナウイルスの患者の86%はXBB系統です。
それが今、エリスに変わろうとしています。
したがって、今から新型コロナワクチンを初めて打つ人がエリスのワクチンを打つのであれば良いですが、これまで連続してワクチンを打ってきた人がXBB株のワクチンを打ったとしても、一番最初の武漢型の抗体しか増えないので効果はほとんどありません。
そして現在の主流であるXBB系統の症状は、発熱や咳、だるさなど重篤な症状になりにくいこともあるため、今回のワクチンを打つ必要はありません。
むしろ、打つことによって生じる後遺症などが大きな問題になっています。
XBBワクチン接種の問題点は、後遺症や打った後の症状にあります。
XBBワクチンのスパイクタンパクは改変されているためACE2受動体は武漢型のスパイクタンパクの70倍結合されます。そのため、よりスパイクタンパクの副反応が起こりやすくなっているのです。
副反応として多いのが、疼痛、発赤、腫脹、発熱、疲労、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、下痢、嘔吐、等です。より重篤な合併症として、アナフィラキシーショック、脳神経障害(脳梗塞・脳出血)、神経障害、血栓塞栓症、血小板減少性紫斑病、心筋炎等報も多数報告されています。
このような情報をしっかりと踏まえた上で、ワクチン接種を検討しなければなりません。
ちなみに、XBBワクチン接種を推奨しているのは世界で日本だけでしょう。
今回はワクチンの歴史とXBBワクチンについて解説しました。
まだまだ世界情勢は不安定であり、物価高騰、世界紛争など収まる気配はありません。
そこに健康問題として新型コロナウイルスの問題、さらなるパンデミックの可能性などが重なってきていますから、正しい知識をもとに判断することが求められています。
家族の健康と幸せを守ってくれるのは自分たちの正しい知識だけですから。
——佐藤先生、ありがとうございました。
ワクチンの歴史、そしてXBBワクチンのことも全く知らないことばかりでした。
家族や知人にも伝えていきたいと思います。
今回もありがとうございました。また次回を楽しみにしております。
聞き手
赤澤宣幸:富士ゼロックス(株)、(株)船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。経営戦略から業務改革・集客マーケティングまでトータルに支援。個人事業主から東証1部上場企業まで幅広くコンサルティングを行い、1,800社以上の支援実績を持つ。現在も全国に多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せる実践的な経営コンサルタントとして活躍中。明治大学「WEBマーケティング実践講座」講師。