コロナ後の世界動向について知っておくべきこと

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コロナ後の世界動向について知っておくべきこと

今回は「コロナ後の世界動向について知っておくべきこと」をテーマに、新型コロナウイルスによるパンデミック後に引き起こされる世界について佐藤先生に貴重なお話をお伺いしました。

佐藤俊彦先生

佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事

——今回のテーマは「コロナ後の世界動向について知っておくべきこと」ということですが、コロナワクチンに関する内容でしょうか?

いえ今回は、もう少し世界全体の動きについて皆さんに知っておいて欲しいことをお伝えします。そのお話で重要なキーワードが「The Great Reset」「ムーンショット計画」です。

世界の歴史を見てみると、自然災害や戦争、凶作、金融恐慌などは一定のサイクルでこうした出来事が繰り返されています。それは年表をみると分かりますよね。

ここ100年の間で戦争や災害、そしてパンデミックなどが実際に起こりました。

そして、これから日本はバブルをむかえ、バブル崩壊、金融デフォルト、胃腸炎系のパンデミックが来ると予想されているんです。

ここ100年の間で戦争や災害、そしてパンデミックなどが実際に起こりました

2025年に日本版CDCを作ることが閣議決定されましたよね。CDCとはCenters for Disease Control (and Prevention)「米国感染症対策センター」の日本版です。そして今後は緊急事態が起こると、ワクチンの強制接種、感染者の強制隔離なども可能になります。

こうした未来のパンデミックに対する備えがもうおこなわれ始めています。

国の基盤や体制、人口分布などを大きく変えるためには根幹から変えなければ変わらないわけです。

第二次世界戦争、同時多発テロ、今回のパンデミックなどを見れば明らかですよね。これからさらに大きな出来事が起こると予想されているのです。

世界を代表する富豪であり世界を代表する経営者であるビル・ゲイツは2022年2月にドイツで行われたミュンヘン安全保障会議にて

「我々人類は再びパンデミックを体験することになる」と明言しました。さらに

「次はまた、違う病原体になるだろう」と語りました。

ビル・ゲイツはなぜ「新たなパンデミックが再び来る!」と警鐘を鳴らすのか?

彼ほどの世界のITをリードしてきた人物、そしてITで世界の未来をつくってきた彼が予測する未来をあなたは、陰謀論と捉えますか?

今回のパンデミックが突発的、偶発的な事故と捉えている人は世界のリーダーにはいません。近い将来、さらに大きな出来事が起こり「The Great Reset」が起こると考えられているのです。

大切なことは、私たちがそうした未来の危機に向けてどのように準備しておくのかということです。

前回のメルマガでは「積極的0次予防(ゼロじよぼう)」についてお話をさせて頂きました。

(参照URL:https://doctor-sato.info/blog/zero-prevention/)

免疫を高めるCBDオイル、若い人のエクソソームによって老人の幹細胞を若返らせるアインプロス(幹細胞培養上清液)などを活用して積極的な健康の備えをすること、これらも未来に対する備えだと私は考えています。

だからこそ「積極的0次予防(ゼロじよぼう)」を提唱し、このメルマガを読んでいただいている皆様に少しでも備えていただこうと思っているんです。

そして、「The Great Reset」が起こった後の未来もすでに政府から提示されています。

それが「ムーンショット計画」です。

ムーンショット型研究開発制度

ムーンショット計画

ムーンショット計画とは、内閣府が提唱しているムーンショット型研究開発制度です。日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する大型研究プログラムです。

そこに9つの目標が掲げられていますが、そのなかで注目するのが「健康不安なく100歳まで」という目標です。

ここで議論されているのは、これまで日本では疾患別、臓器別に標準化治療を定めてきました。その薬を投与すると20%ほどの人が良くなれば薬事承認しましょうということなのですが、実際にそれだと治らないということが分かってきています。

そこで、これからは「個別化医療」として遺伝子情報に基づいて薬剤を選択する時代になってきています。

さらに2040年には「全能医療」として共通した病気の原因である「炎症誘発細胞」を特定して発症する前に先制攻撃して炎症を未然に防ぐ医療になっていきます。

全能医療

具体的な検査方法として

採血によってゲノム解析をおこない老化の遺伝が増えていないかなどを調べます。

PET検査によって慢性炎症を見つけていきます。

呼気解析では老化細胞が増えているかを見つけます。

このように、個々の老化速度や老化の度合いを診断することが可能になります。

個々の老化速度や老化の度合いを診断することが可能

こうした人生を100歳まで健康に過ごす社会をつくるために先制医療の取り組みがすでに始まっています。私が提唱している「積極的0次予防(ゼロじよぼう)」は、まさに国家が推進しているムーンショット計画に準じた取り組みであることをご理解いただけるのではないでしょうか。

人生を100歳まで健康に過ごす社会をつくるために先制医療の取り組み

出典:国立研究開発法人 日本医療研究開発機構

世界の動きを知り、最新の医療動向を学ぶことは私たちにとって最善な選択肢を得る大切な手段です。今後もブログでは皆様に最新の医療や世界の動向などについて忖度なくお伝えしていきたいと思います。

今回は以上です。

——佐藤先生、ありがとうございました。今回も非常に勉強になる内容でした。国家がすでにそうした計画を掲げ先制医療を進めていることも知りませんでした。改めて健康に暮らすためには最新情報を学び続けないとダメだなと強く感じました。

今回もありがとうございました。また次回を楽しみにしております。

健康不安が蔓延しているアフターコロナの今、大変参考となるお話をありがとうございました。また次回を楽しみにしております。

聞き手

赤澤宣幸

赤澤宣幸:富士ゼロックス(株)、(株)船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。経営戦略から業務改革・集客マーケティングまでトータルに支援。個人事業主から東証1部上場企業まで幅広くコンサルティングを行い、1,800社以上の支援実績を持つ。現在も全国に多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せる実践的な経営コンサルタントとして活躍中。明治大学「WEBマーケティング実践講座」講師。

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