革新的0次予防の考え方と実践方法について

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革新的0次予防の考え方と実践方法について

今回は「革新的0次予防の考え方と実践方法について」をテーマに、これから人生100年時代とよばれる長寿命の時代にむけて全く新しい0次予防の考え方と具体的な実践方法について佐藤先生に貴重なお話をお伺いしました。

佐藤俊彦先生

佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事

——今回のテーマは「0次予防」ということですが、いわゆる病気の予防を推進することという理解でいますが、この「革新的」とはどのような意味なのでしょうか?

「0次予防(ゼロじよぼう)」とは、一般的には健康づくりをサポートするための環境づくりを意味します。1次予防は、病気にならないように個人が意識的に取り組む健康活動のことであり、具体的には禁煙や食生活の改善、適度な運動などの生活習慣を改善することで健康づくりをおこなう活動のことです。
対して0次予防とは、そうした1次予防に私たちが自然に取り組みやすくするための環境づくりを地域や社会が行うことを一般的に指します。

今回の「革新的0次予防」とは、これらの意味とは少し異なり、健康基盤づくりへの新しいアプローチになります。人生をより長く、より健康で過ごすための提言でもあるので、これからも大切な人と一緒に元気に過ごしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

前回の記事で「超過死亡の急増と対策」についてお話しさせていただきました。
(参照URL:https://doctor-sato.info/blog/excess-death/

ここではコロナワクチンによる影響とメカニズムを中心にお話しさせていただくことで、今私たちの身の回りで起きていること、そして多くの方々が原因不明の後遺症に苦しんでおられることについても、ご理解いただけたと思います。

そうしたコロナ後遺症やワクチン副作用によってもたらされる健康リスクを回避し、私たちが本来の健康を取り戻すためには、個人的に禁煙や適度な運動などの1次予防の活動をおこなうよりも先に「健康な体の基盤づくり」が重要だと考えます。つまり、それが私たちの考える「0次予防」になります。

——なるほど、1次予防の前に考えるべき健康へのアプローチ、それが今回の「革新的0次予防」ということなのですね。
具体的にどのようなことなのでしょうか。

まずご覧いただきたいのが、ファイザーが発表したコロナワクチンの副作用の種類の一部です。公表されているだけで1,291種類の副作用が確認されています。この中には軽度の症状から重篤な症状までさまざまですね。

ファイザーが発表したコロナワクチンの副作用の種類の一部

出典:5.3.6 CUMULATIVE ANALYSIS OF POST-AUTHORIZATION ADVERSE EVENT REPORTS OF PF-07302048 (BNT162B2) RECEIVED THROUGH 28-FEB-2021

ここで私たちが知っておくべきことは、正しい知識を持っていないとその症状の原因が副作用とは分からないままコロナとは全く関係のない病気として診断されてしまう可能性が高くなるということです。

このような情報を「陰謀論」とは一線を画し、正しい知識に基づいて理解するためには、まずはコロナワクチンとして接種されているmRNAワクチンの作用について知っておくことが重要です。

mRNAワクチンは、当初は実験的な自己免疫性脊髄炎の治療のために、自己免疫を抑制するために作られたものです。それが新型コロナウイルスに有効だということでmRNAワクチンが適用されることになりました。

mRNAワクチンの主作用とは、エフェクターT細胞(細胞内に寄生する細菌やウイルスなどの病原体の排除を促すエフェクターヘルパー細胞の一種)の減少、つまりキラーT細胞の減少と調節性T細胞 (自己免疫病にならないために自己に対する免疫応答の抑制を司る細胞:Treg細胞とも呼ぶ)が増殖するという作用です。

その結果として、自己免疫機能が下がってしまうことで、さまざまな副作用が起こってしまっているのです。

ここで重要なのが新型コロナウイルスの感染は一時的なものですが、ワクチンは永久にSpike Protein(スパイクタンパク)をつくるので、その結果としてER(エストロジェンレセプター:エストロゲン受動体と呼ばれ、がん細胞の表面に発現する分子)を増加させ乳がん・子宮体癌が増加することにつながっているのです。

ワクチンは永久にSpike Protein(スパイクタンパク)をつくる

出典:The SARS-CoV-2 spike protein binds and modulates estrogen receptors

——なるほど。私は既にワクチン接種を3回受けてしまっていて今回のお話を聞いて今後の健康に大きな不安を感じています。そうした人はどのようにすれば良いのでしょうか。

はい、それが私たちの考える「革新的0次予防」の基盤となる部分ですので、分かりやすく解説していきましょう。
まず私たちにとって最も大きな病気の一つとされる「癌(がん)」ですが、その発症までのメカニズムを図にしたものが以下の通りです。

「癌(がん)」ですが、その発症までのメカニズム

出典:幻冬舎 GOLD ONLINE 自己治癒力を高めるための機能性医学【第7回】

がん予防にとって大切なことは「抗酸化」と「免疫」を強くすることです。がん細胞につながる遺伝子異常が引き起こされる一番の原因が「活性酸素」です。この活性酸素を除去することで癌になりにくい体をつくることにつながります。

活性酸素を除去するのに有効なのが水素ですが、皆さんもご存知の通り水素は揮発性が非常に高いため飲み物などに入れても体内に取り込むことが非常に難しい物質です。一般的に売られている水素水からは、ほとんど水素を取り込むことができません。

ではどうするかというと、体内で水素を発生させるためのサプリメントを取ることで水素を効率的に摂取することができます。

私たちのクリニックでは「Phenomenon 1969」という製品名で患者様やメディカルクラブのメンバー様に提供されています。

次にワクチン後遺症や原因不明の不調、そして免疫力アップに対してはCBD(カンナビジオール)でケアしていきます。私の記事などを定期的にご覧いただいている方はご存知かと思いますが、CBDの成分は大麻草から取れるカンナビノイドという中毒性のないものです。

摂取することで人間の体にあるカンナビノイド受容体に作用し、免疫の活性化や精神的な安定効果などが期待されます。

CBD(カンナビジオール)でケア

最近では、うつ病の原因がエンドカンナビノイド欠乏症であることがわかってきており、医学博士の川村則行先生の研究で血液検査によってうつ病診断ができるようになってきました。こうした、いわゆる「うつ病」にもCBDオイルは効果的なのです。

そして、「革新的0次予防」において重要なのが、細胞を活性化し若返りを図るアプローチです。これが「ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液」です。

活性酸素によって老化してしまった細胞を、若い人の幹細胞を取り込むことによって若返らせるアプローチです。

若い人の幹細胞を取り込むことによって若返らせるアプローチ

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液は、多くの効果が期待されています。

例えば、体の悪い部分や炎症を起こしている箇所を見つけ出して自動的に集中アプローチしてくれる「ホーミング効果」と、あらゆる組織に分化して修復してくれるパラクリン効果で炎症を止めて組織を元通りなおしてくれます。

幹細胞上清液を接種することで、認知症や糖尿病、がん、アルツハイマーなど、体の悪い部分に効果が出るという仕組みはホーミング効果によるものです。

ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液は、多くの効果が期待

出典:シンクレア銀座クリニック アインプロスとは

——非常に興味深い内容ですね。

  • ・活性酸素に効果のあるとされる水素、
    ・免疫を高めてくれるCBD、
    ・細胞の活性化を促進する幹細胞上清液

複合的に身体の酸化・老化へアプローチすることで健康で長生きできる基盤をつくることが大切であるということが理解できました。

0次予防を検討

今回の0次予防を始めたいと思った場合、どのようにすればよいのですか?

はい、私たちのクリニックでは今回ご紹介した内容については、既に患者様やメディカルクラブのメンバー様にご提供しております。一般の患者様にもご提供しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

「0次予防を検討している」「0次予防のサプリメントが欲しい」といった簡単なご連絡で大丈夫ですので、まずは一度お電話かメールでお問い合わせください。 

——健康不安が蔓延しているアフターコロナの今、大変参考となるお話をありがとうございました。また次回を楽しみにしております。

聞き手

赤澤宣幸

赤澤宣幸:富士ゼロックス(株)、(株)船井総合研究所で経営コンサルティングの経験を積み重ねた後、独立。経営戦略から業務改革・集客マーケティングまでトータルに支援。個人事業主から東証1部上場企業まで幅広くコンサルティングを行い、1,800社以上の支援実績を持つ。現在も全国に多くのクライアント企業をかかえ、非常に高い成果の出せる実践的な経営コンサルタントとして活躍中。明治大学「WEBマーケティング実践講座」講師。

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