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コロナワクチンとがんについて

2020年12月、いち早くコロナワクチンの接種が始まった米国から、その1年後の2021年12月にがん患者が急増していたと米国政府機関から発表されました。
コロナワクチンを長期に渡って接種することで起きる副作用として、がんの発症に注目が集まっています。

日本国内では、米国から遅れること半年後にコロナワクチン接種が始まっていることで、これから、がんが増えるのではと懸念されています。

そこで今回は、宇都宮セントラルクリニックの佐藤先生に、コロナワクチンの副作用としてのがんについて、またその予防法についてお話をお伺いしました。
コロナワクチン接種後の副作用やがんに不安の方は、ぜひ最後までお読みください。

佐藤俊彦先生

佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事

——本日は、よろしくお願いいたします。

佐藤俊彦先生(以下、佐藤) はい。よろしくお願いします。今回はコロナワクチンの副作用として最も懸念されている、がん発症の増加とその予防方法についてお話します。

以前より当サイトで度々コロナワクチンの副作用の懸念についてお話させていただきました。mRNAを使ったワクチンの実用化は初めてなので、どのような副作用が起きるかわからないとされています。

ワクチンによる副作用は、打ったあとの経過時間を短期、中期、長期と3つに分けられて、それぞれの期間で発症する疾患が異なります。

国内でのコロナワクチンの接種が始まって1年を過ぎたいま、長期で発症する疾患として懸念されるのが「がん」なのです。

【コロナワクチンの副作用】

ワクチン接種後の期間発症する危険性のある疾患
短期(0〜30日)心筋炎血栓症ギランバレー症候群
厚生労働省は接種後の重い副反応として心筋炎、心膜炎を後遺症に追加しています。肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞、網膜血管閉塞症(失明)など血栓が血管に詰まることで引き起こされます。免疫システムの異常により末梢神経を損傷させて、筋力低下や麻痺、痛みを引き起こす自己免疫性神経症。
中期(1〜12か月)免疫低下・免疫不全(AIDS)ADE自己免疫疾患
英国政府は接種完了者の自然免疫系にダメージを与えていることを認めました。抗体依存性感染増強(ADE)とは、ウイルス感染やワクチン接種によってできた抗体が、感染や症状を逆に促進してしまう現象。免疫機能が自分の身体を攻撃する疾患。パセドウ病、関節リウマチ、1型糖尿病、全身性エリテマトーデス、橋本甲状腺炎、血管炎など。
長期(1〜10年)不妊がんプリオン病・ヤコブ病(認知症)
ファイザー社の資料によると、ワクチン内のmRNAを包む脂質ナノ粒子が卵巣に高濃度で蓄積されていることが分かっている。健康な人でも毎日5,000個のがん細胞が発現し、リンパ球などの免疫細胞がそれを攻撃して死滅させているが、ワクチン接種補のリンパ球減少とそれに伴う一時的な免疫不全は世界中でも多くの研究や論文が出されています。脳に小さな穴が空いてスポンジのようになり、認知症、寝たきりとなり死に至る。

がん患者がコロナ禍以降に急増する米国

佐藤 こちらは米国の政府機関「疾病管理予防センター(CDC)」の発表した「がんによる死亡者数」を表したグラフになります。2021年末から急激に増えているのがおわかりいただけるかと思います。

米国 国家安全衛生センター(Centers for Disease Control and Prevention)公式サイト「特定の原因別の週間死亡者数 2014年−2019年」(英語)および「特定の原因別の週間死亡者数 2020年−2021年」(英語)

佐藤 日本より早くコロナワクチンの接種を開始した米国において、昨年末よりがんを発症した人が急増したということは、これから日本でも同様にがんの患者さんが増えることが懸念されるわけです。

引用:米国 国家安全衛生センター(Centers for Disease Control and Prevention)公式サイト「特定の原因別の週間死亡者数 2014年−2019年」(英語)および「特定の原因別の週間死亡者数 2020年−2021年」(英語)
https://data.cdc.gov/NCHS/Weekly-Counts-of-Deaths-by-State-and-Select-Causes/3yf8-kanr
https://data.cdc.gov/NCHS/Weekly-Provisional-Counts-of-Deaths-by-State-and-S/muzy-jte6/data

■がん発症の原因「慢性炎症」

佐藤 コロナワクチン接種によってがんが発症する原因は「慢性炎症」なんですね。炎症とは、細胞が傷つくと免疫細胞が働きやすいように血管が拡張することで本来は体を守る仕組みです。ですが、ずっと炎症が続く慢性炎症になると逆にがんの原因になり、免疫力を低下させることもわかっています。
がんは、細胞の遺伝子変異が原因で発生する病気です。その細胞の遺伝子変異の原因が慢性炎症による「活性酸素」の蓄積なのです。
活性酸素が蓄積されることで、細胞が遺伝子変異してがん化します。そしてがんが、さまざまなサイトカインを放出して進行が進んでいくのです。

【慢性炎症によるがん発生の機序】

  1. 慢性炎症によって活性酸素が蓄積される
  2. 活性酸素によって、細胞の遺伝子変異が起きる
  3. さまざまなサイトカインが大量放出(サイトカインストーム)してがん化が進む

佐藤 そこでがん化を未然に防ぐために必要なことが、いかに「活性酸素の除去」をするかということです。水素には活性酸素を抑制する効果が期待できることから、私共では水素サプリメントの服用をおすすめしています。

高濃度水素「PHENOMENON1969」

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・高濃度水素「PHENOMENON1969」https://www.bodyvoice-healthcare.com/items/44067411

佐藤 また、がんが発症した「プログレッション(※)」の段階では、がんの増殖を防ぐ免疫の働きが重要とされています。そこで、免疫効果を高めることが期待できるCBDオイルの服用をおすすめしています。

実験医学Online「がんの発生段階」

※プログレッション
がんの発生段階(イニシエーション、プロモーション、プログレッション)。がんは多段階の過程を経て発生する。イニシエーションはがん遺伝子やがん抑制遺伝子のDNAに変異が生じる過程である。プロモーションの過程では変異を生じた細胞が増殖を開始し、さらに新たなDNAの変異を蓄積した細胞が生じ、最終的にプログレッションの過程で増殖能と転移能を獲得してがんの発生に至る。

参照:実験医学Online「がんの発生段階」
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/keyword/2337.html

CBDオイル「Soul15」

CBDオイル「Soul15」

・CBDオイル「Soul15」https://www.bodyvoice-healthcare.com/items/41302188

がんを早期発見するために画像診断が大切

佐藤 スウェーデンの研究グループがSタンパク自体の毒性として、がんを抑制する修復遺伝子の「P53」と「BRCA1」を破壊することがわかったという発表をしました。

P53というのは、細胞分裂によるDNAの転写が起きるとき、ミスリーディングしたものをもう一度戻してくれる働きの遺伝子です。P53が破壊されるということは、全身で行われている細胞分裂のどこでも遺伝子異常、つまりがんができてもおかしくないということなのです。

また、BRCA1の破壊による遺伝子変異では、女性なら「乳がん」「卵巣がん」、男性の場合であれば「前立腺がん」「膵がん」が発症するとわかっています。
ですので、今後ますますがん健診が大切だと思っています。がんは早期に発見できれば、いくらでも対処する方法がありますからね。

また、コロナ禍以降の疾患ということで、がん健診、画像健診が大切な理由がほかにもあります。コロナ禍以降に増えた「ターボがん」、そしてIgG4関連疾患(※)のために健診をおすすめします。

ターボがんとは、その名の通り急速に進行するがんのことです。コロナ禍以降、極めて早い経過をたどるがんが増えた報告があります。まだそのエビデンスは定まっていませんが、備えるに超したことはありません。早期発見のため定期的ながん健診をおすすめします。

またIgG4関連疾患は、国の難病指定になっている原因不明の疾患です。膵臓、唾液腺、涙腺、腎臓、血管/後腹膜などを含む全身のいろいろな臓器が腫れたり、硬くなったりする疾患です。原因は不明ですが、何らかの免疫異常が関わっていると考えられています。

(※)難病情報センター「IgG4関連疾患(指定難病300)」
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4505

私も外来で診察していると、多発がんの患者さんを看ることが非常に多いと感じています。先日看た多発がんの患者さんは、「乳がん」と「卵巣がん」、「甲状腺がん」を患ってらっしゃいました。遺伝子の転写異常を正す修復遺伝子の働きが阻害されて、免疫力も低下しているので、がんがこれだけ同時に発症してしまうのです。

私はこれから、がんを患うリスクが高まってくるのではないかと懸念しています。ぜひ、がんを予防するために、画像診断によるがん健診を定期的に受けられることをおすすめします。

宇都宮セントラルクリニックでは、最新鋭の画像診断機器で高精度な健診を行っています。ご自身のご健康に不安がありましたらおひとりで悩まずに、ぜひセカンドオピニオンまでご相談ください。
最新の各国治療データやエビデンスに基づく最適な診断法と治療法をご提案いたします。

——本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

聞き手

吉田 剛

吉田 剛:1971年、東京生まれ。短大卒業後、大手IT系出版社に就職。編集長を経験したのち、大手ゲーム会社に転職。その後、WEBメディアの編集長、フリーライターを経て、2021年からGIコンサルティングパートナーズのデザイン戦略部にてライターを務める。

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