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コロナワクチンの副作用と他家幹細胞を用いたがん予防について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第一例が報告された2019年12月から、まもなく3年が過ぎ去ろうとしています。
日本国内においては、計4回目のワクチン接種が行われていますが、いまだコロナウイルスの流行は衰えず、今夏の変異株の猛威は記憶に新しいところではないでしょうか。

そんな中、コロナワクチンの研究が進む欧米の各政府機関から、コロナワクチン接種による副作用が懸念されるデータが相次いで報告されています。
いまコロナワクチン接種後になにが起きているのでしょうか? また副作用に対し期待できる手立てはあるのでしょうか?

そこで今回は、宇都宮セントラルクリニックの佐藤先生に、コロナワクチン接種後に今世界で起きていることや、コロナワクチンの接種後の副作用として増加しているがんの予防についてお話しをお伺いします。
コロナワクチン接種後の副作用についてお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

佐藤俊彦先生

佐藤俊彦
医療法人 DIC
宇都宮セントラルクリニック 理事

——本日は、よろしくお願いいたします。

佐藤俊彦先生(以下、佐藤) はい。よろしくお願いします。以前から当ブログでは、ワクチン接種の副作用についてお伝えしてきています。

今回は、新たにそれを示唆するデータが英国と米国の政府機関から公表になったのでご覧いただき、ワクチン接種の副作用によって引き起こされるがんに効果が期待できる「他家幹細胞」(たかかんさいぼう)を用いた治療についてご紹介したいと思います。

英国 国家統計局(Office for National Satistics)公

英国 国家統計局(Office for National Satistics)公式サイト「コロナワクチン接種別の死亡者数」(英語)
https://www.ons.gov.uk/peoplepopulationandcommunity/birthsdeathsandmarriages/deaths/datasets/deathsbyvaccinationstatusengland

佐藤 最初は、英国の政府機関である国家統計局が発表したこちらのグラフをご覧ください。18歳から90歳以上の男女の全死因死亡数を、「ワクチン2回接種」と「未接種」で比較した倍率を「死亡リスク」として表しています。

ワクチン接種が始まって10ヵ月後(2021年10月)を過ぎた時期から、死亡リスクの数値が急激に上昇しているのがおわかりいただけたかと思います。また年齢が上がるほど、死亡リスクが高いこともわかります。

このグラフから、ワクチンによりパンデミックが終息に向かっているのにもかかわらず、ワクチン2回接種の死亡リスクが急増するということは、コロナ以外のなんらかの原因で、2021年10月から急激に死亡者リスクが高まっていることが推察できます。

佐藤 ワクチン接種の副作用には、接種後の期間(短期・中期・長期)によって現れる可能性のある疾患が異なることは、以前当ブログでもお伝えしました(※1)。その中で長期の副作用には「がん」「プリオン病」「不妊」といった疾患が発症する可能性を示唆しましたが、私はこの3つの疾患の中でもがんが増えていると思います。それを示すグラフが以下です。

※1セカンドオピニオン情報サイト「アフターコロナをMSC-CM(間葉系幹細胞上精液)とCBDで乗り切る」
https://doctor-sato.info/blog/mesenchymal-stem-cell/

米国 国家安全衛生センター(Centers for Disease Control and Prevention)公式サイト「特定の原因別の週間死亡者数 2014年−2019年」(英語)および「特定の原因別の週間死亡者数 2020年−2021年」

引用:米国 国家安全衛生センター(Centers for Disease Control and Prevention)公式サイト「特定の原因別の週間死亡者数 2014年−2019年」(英語)および「特定の原因別の週間死亡者数 2020年−2021年」(英語)
https://data.cdc.gov/NCHS/Weekly-Counts-of-Deaths-by-State-and-Select-Causes/3yf8-kanr
https://data.cdc.gov/NCHS/Weekly-Provisional-Counts-of-Deaths-by-State-and-S/muzy-jte6/data

佐藤 こちらの2つのグラフは、米国の政府機関である疾病管理予防センター(CDC)の発表した、国内における原因別の死亡者数を示したグラフです。上段のグラフは「がんの死亡者数」、下段は「コロナウイルスに感染していない」自然死の死亡者数です。

2つのグラフを照らし合わせると、こちらも2021年の暮れから死亡者数が急増。コロナに感染してはいない、がんが死亡原因の方が増えていることがおわかりいただけたかと思います。

佐藤 どちらのデータも国外のものですが、ともに信用できる政府機関の発表で同時期に死亡者数が増えています。このことは、海外の出来事だと看過できるものではないと思います。

私は日本国内においても同様のことが起こりうる、またはすでに起こっていると思います。そこで大切なのが、コロナワクチン接種の副作用によるがん発症リスクに備えた予防なのです。

コロナワクチン接種の副作用の予防に有効「他家幹細胞」を用いた治療

佐藤 コロナワクチン接種の副作用で、最も懸念されるのが慢性炎症によるがんの発症です。ワクチンを打った人でコロナ後遺症の人は、スパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)を出し続けている状態です。

そうなると次々と炎症反応を起こし、自分の細胞まで傷つけて、ひいては「がん」をはじめとする、さまざまな疾患をもたらします。

この慢性炎症を抑えるには、「他家幹細胞」を用いた治療を推奨しています。他家幹細胞とは、他家=他人ということで、つまり他人の幹細胞のことです。

幹細胞は、際限なく増殖する細胞で「サイトカイン」という物質をどんどん放出して、自分の周囲の傷ついた細胞の再生を促進する性質があります。

引用:国際幹細胞普及機構パンフレットより https://stemcells.or.jp/

佐藤 培養した他人の幹細胞を自身の体に取り入れると、幹細胞は免疫細胞に変化します。体内の免疫細胞が増えることで免疫調整が可能になり、慢性炎症を鎮める効果が期待できるのです。

実際に、ヨーロッパで移植医療が盛んに行われるベラルーシ共和国では、他家幹細胞の抗炎症作用・免疫抑制作用を移植医療に用いています。

移植医療には副作用である拒絶反応「移植片対宿主病(GVHD)」があります。GVHDとは、移植ドナーのリンパ球が患者の正常な臓器を異物と認識して攻撃することです。重篤な場合は治療が難しく命にも関わります。

この拒絶反応で起きるさまざまな炎症を他家幹細胞の抗炎症作用によって鎮めることができるわけです。この抗炎症作用がコロナウイルス後遺症にも有効で、体内で起きている炎症を沈めてくれるのです。

しかしながら、日本で他家幹細胞による治療は禁じられています。他家幹細胞の治療を提供するために医療機関は、国が定める再生医療法に申請して認可されないといけません(※4)。ですから事実上、他家幹細胞を使った治療はできません。

ちなみに、「テムセル」という他家幹細胞の薬がありますが、幹細胞が200万個で85万円という薬価です。有効な量の2億個を入れるとなると8500万円もの金額になり、これは非現実的ですよね。ちなみに、前述のベラルーシ共和国では他家幹細胞の治療は認められており、2億個でだいたい200万円くらいで治療ができます。

他家幹細胞は免疫を強くも弱くも調整する作用があるので、コロナウイルスの後遺症、コロナワクチンの副作用で慢性炎症が続いている方には、とてもよい治療法の選択肢だと思います。

他家幹細胞による治療についてのご相談をお受けしています。コロナウイルスの後遺症、コロナワクチンの副作用でお悩みの方は、まずはセカンドオピニオン外来にてご相談ください。

※4 厚生労働省 公式サイト「再生医療について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisei_iryou/

日本国内で可能な幹細胞を用いた治療「間葉系幹細胞上精液」

佐藤 他家幹細胞による治療は国内では不可能ですが、日本国内でも幹細胞を用いた治療は可能です。

それは幹細胞を培養した上清液「アインプロス(ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液)」を用いた治療です。

間葉系幹細胞培養上清液とは、体の中にある間葉系と呼ばれる「脂肪」「臍帯」「骨髄」から幹細胞を培養液に入れて培養したのち、幹細胞を取り出したあとの培養液を滅菌などの適切な処理を施した液体のことを指します。

この間葉系幹細胞培養上清液には、幹細胞が培養液の中で増殖を繰り返す過程で発生させた、サイトカインを始め、必須アミノ酸、増殖因子など500種類以上もの成長因子が溶け込んでいます。

この上清液を点滴、注射を用いて身体に投与することで、コロナウイルスの後遺症、コロナワクチンの副作用で起きる慢性炎症を鎮める効果や、免疫バランスを取り戻す効果が期待できるのです。

コロナワクチンの副作用に備えて検診と早期発見が大切

佐藤 今後はがん、それも多重がんが増えるかもしれないので、予防という意味でも、PETによる画像診断をおすすめします。

前述の米国CDCのデータを裏付けるかのように、スウェーデンのがん研究グループがスパイクタンパク質の毒性として、がんを抑制する2つの遺伝子「P53遺伝子」と「BRCA1遺伝子」を破壊することがわかったと発表したのです。

P53遺伝子細胞のDNA修復やアポトーシス(自死)などの細胞増殖サイクルを制御する遺伝子。細胞ががん化したときアポトーシスを起こさせるとされる。この遺伝子の機能不全が、がんを発症させると考えられている。がん抑制遺伝子のひとつ。
BRCA1遺伝子がん抑制タンパク質を生成する遺伝子。変異すると、がん抑制タンパク質が作られなくなったり、DNAが修復できなくなったりする。

全身の細胞のがん抑制をつかさどるP53遺伝子を破壊するということは、体のどの箇所にがんができてもおかしくないということです。

またBRCA1遺伝子が破壊されるということは、女性なら「乳がん」「卵巣がん」、男性なら「前立腺がん」「膵臓がん」が発症しやすくなるということです。

つまり、今後は多重がんが増えることも予測して、「がん検診」がますます重要になると思います。複数のがんであっても早期発見ができれば、現代の医学なら対処できますからね。

早期発見を目指すがん検診ということであれば、小さながん細胞を可視化できる画像診断機器「PET」を用いた検診をおすすめします(※5)。

※5 セカンドオピニオン情報サイト「がん画像診断の最新機器PETの仕組み・課題・今後の可能性とは」
https://doctor-sato.info/blog/newtreatment/pet/

アフターコロナの多重がんを予防にすることが大切です

佐藤 私自身が外来で患者さんを診ても、最近は「多重がん」の患者さんが多くなったという印象を受けています。

多重がんとは、同時にさまざまな臓器にがんが発症することです。私が診た患者さんでは、「乳がん」「卵巣がん」「甲状腺がん」を同時に発症されている患者さんがいらっしゃいました。

P53遺伝子、BRCA1遺伝子が阻害されることでがんが全身に発症して、さらには「ブースト効果」と呼ばれる、免疫力の低下によるがんの進行の早さも問題になっています。

このことからも、これからの時代はますます常日頃の予防と不調を感じたらすぐに受診・検診することが大切です。

今回ご紹介した、日本国内で行える幹細胞を用いた治療「アインプロス(ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液)」は、宇都宮セントラルクリニックにて以下の料金でご提供させていただいています。

■アインプロス(ヒト脂肪由来幹細胞培養上清液)治療

  • アインプロス 1回コース ¥440,000円(税込)

※製品到着後、1ヵ月以内で1回の点滴

  • アインプロス 3回コース ¥1,100,000円(税込)

※製品到着後、3ヵ月以内で3回の点滴
※血糖値の測定料、血糖値低下による投薬については、提示価格に含まれます。
※初診料、再診料、効果判定に必要な検査、その他付随する治療は、別途自費価格となります。
※返品が不能の薬剤であるため、当院にてお申込み後は返金には対応いたしかねます。

アインプロス(ヒト脂肪由来幹細胞培養上清液)は、1回の治療の間隔を空けて1ヵ月〜3ヵ月の治療期間で行います。

またアインプロス(ヒト脂肪由来幹細胞培養上清液)治療の効果を最大化するために、活性酵素を除去する効果が期待できる高濃度水素「PHENOMENON1969」、免疫系の安定を図るために「CBDオイル」の服用を推奨しています。こちらは「Body Voice」のHPからもご購入いただけます。

■高濃度水素「PHENOMENON1969」 https://www.bodyvoice-healthcare.com/items/44067411

■CBDオイル「Soul15」https://www.bodyvoice-healthcare.com/items/41302188

佐藤 コロナウイルスが終息のために接種してきたコロナワクチンですが、副作用についてはまだまだデータ不足で、今後どのような副作用が起きるか誰にもわかりません。

私は、国内の動向はもちろんですが、コロナウイルス関連の数値を正確に計測している諸外国のデータを参考にしながら、将来に起こりうる副作用の可能性に備えて、予防していくことが大切だと思います。

いま現在、新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンの副作用にお悩みの方、またこれからも続くアフターコロナの現代を乗り切るために免疫力を高めたい方は、ぜひセカンド・オピニオンまでお気軽にご相談ください。

最新の各国治療データやエビデンスに基づく最適な予防法と治療法をご提案いたします。

——本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

聞き手

吉田 剛

吉田 剛:1971年、東京生まれ。短大卒業後、大手IT系出版社に就職。編集長を経験したのち、大手ゲーム会社に転職。その後、WEBメディアの編集長、フリーライターを経て、2021年からGIコンサルティングパートナーズのデザイン戦略部にてライターを務める。

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